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21世紀へ伝えたい助産婦の愛

いのちの応援舎代表 助産婦  山本文子
「助産婦だから伝えられる」
いま各地で、助産婦による性教育がさまざまなかたちでおこなわれています。私も16年ほど前から性教育の講演をつづけております。
勤務助産婦である私を病院の外へとはばたかせてくれたのは、ひょんなことからでした。当時まだ小学生だった私の子どものために、親としてなにかしてやりたいと考えて、勤務の終わったあとレクリエーション教室に通っていたとき、いっしょに学んでいた高校生の男の子に「助産婦さんて、どんな仕事をするんですか」と聞かれたことがきっかけでした。たまたま泊りがけで勉強会をしていた夜のことでしたので、助産婦の仕事について話す私のまわりにみんなが集まってきて、いのちや性の話で盛り上がりました。
そして翌朝、私の話を聞いていたという高校の先生から、うちの学校の生徒に昨夜話したような話をしてほしいと頼まれました。人前で話したことなどありませんでしたから、どうしたものかとためらいましたが、先生は熱心にすすめてくださいます。10代の人工妊娠中絶に立ち会うたびに、なんとかならないものかと心を痛めておりましたので、これはいい機会かもしれないと、先生の依頼を引き受けて講演をしたのが、私の初体験でした。
以来、いっしょに働くスタッフの協力を得て、勤務の合間をぬって講演活動をつづけてまいりました。ある時期私は少し落ち込んでいました。子どもたちが曖昧な知識で哀しい思いをしてほしくない、今を大切に生きてほしいと願う私は、講演するとき、いつも、自分のこととして聞いてほしいとまえおきしたうえで、すべてをはっきり言うことにしています。現場で働く助産婦だから言えるという自負もあるのです。子どもたちは素直に性を大切にすることはいのちを大切にすることだと受け取ってくれますが、大人たちの中には「寝た子を起こすな」とか「下ネタのおばさん」などと言う人もいて、内心つらいものがありました。それ以上につらかったのは、講演を聴いて私のところへ来てくれた人たちの個々の相談に応じる時間をつくれなかったことです。

「いのちの応援舎」の設立
 そんななかで平成8年、NHKテレビが「助産婦 山本文子」というドキュメント番組をつくって全国放送をしてくれたとき、いろんな方からの励ましのお手紙のなかに広島県の男の方から「君はいのちの応援団だ」と、たった一言かかれたはがきをいただいたのでした。かれのはがきは私に決断を促してくれました。「いのちの応援団」に徹していこうと決意した私は、長年勤めた病院を退職し今までの講演と、子どもたちの感想文をまとめた『いのちの応援団』を上梓しました。そして1998年8月に念願だった“相談できる駆け込み寺”を「いのちの応援舎vと命名して設立しました。講演活動を中心に、有志の助産婦の協力を得ながら、思春期の電話相談や、妊婦、子育て、更年期等の悩みの相談に応じています。そして今もっとも大切だと思うことは子育て中のお母さんたちが「あなたが生まれたときはねえ」と、出産のときの感動と家族の喜びを何度も何度も話してやることだと思います。子どもたちが自信を持って、安心して生きていくことが性教育の原点だと思うからです。